ミステリーが、それ程好きでなかった自分が「匣の中の失楽」 を楽しく読んで、
ミステリーセラー「Mystery Seller (新潮文庫) 」には、「恐い映像」という
短編があり
『素晴らしい』と、
すっかりファンになってしまった、竹本健治 先生。

『む、SFまで! 多才だよなぁ』と購入。
すいません、残念ですが……。★★星二つでございます……。

1)致命的なところがあります。ワープ航法により数百光年を跳べる未来が舞台。
 それなのに、プリンターで紙がプリントアウトされるという箇所。
 一気に醒めてしまうのでございます……。

2)自分は、ネコ好きなんで、「わぁ、主人公、ネコだぁ!」と喜んだのですが、
 文章の中でしかも、SFで「おい、ネコ! ネコぉ!」ってセリフになると、
 一気に醒めてしまうのでございます……。
 以下に、良い例を挙げてみたいと思います。

 「おい、スネーク! 大丈夫か?」
 「大佐、トラウトマン大佐!」
 「コブラ、まったく、喰えねえなぁ、あんた」
 「久しぶりぃ! クリスタル・ボーイ」
 やっぱ、SFにはネコって名前は向かないです。蔑称ならいいかも。

3)多分、先生はあまり銃とかが、お好きではないのだと思う。
  SFでヘリ? ヘリ大好きな自分が言うのもなんだが
  未来が舞台のSFでは、ヘリ=× ボバー=○ スピーダー・バイク=◎
  であろう。
  銃が、ショボイ。ショボすぎる。火器とか武器が少なすぎるよぉ……。
  致命的なのは、パーミリオンって呼ばれている主人公ならば、
  ゴルゴ・サーティーンかそれ以上のスナイパーなんでしょう?
  全然、スナイパーじゃないよう……。
  
本当に残念なのだが、銃が出てくるアクション小説(漫画)の場合、
  銃(剣、武器)が非常に重要なキャラクターを持つというか、
  文字通り「主人公の右腕」
  であることに気付いて欲しかった。編集者は何をしていたのだろう?
  
  例)ゴルゴのアーマライトM16
    拝一刀の胴太貫
    コブラのサイコガン
    007のワルサーPPK
    ダーティーハリーのマグナム44
    「山猫は眠らない」のトム・ベレンジャーは、ボルトアクションのスナイパーライフル

     改めてみるとスゲー性格が現れてるなぁ

4)主人公が美少女なのに、無口だと、結局、脇役のオッサンばっかり喋ることに
  なります。がっかりです。
  逆だよ!
  主人公=美少女=腕はいいが、お喋りでドジ。暴走すると手が付けられなくなる。
  相棒=アンドロイドか、もしくは特殊能力を持つクールなエイリアン。
  にして欲しかった。
 パーミリ殺戮のための超・絶・技・巧―パーミリオンのネコ〈1〉 (ハルキ文庫)
せっかくファンになったけれど、このシリーズはすいませんが買いません。